設備
一般撮影装置:Radnext (富士フイルム株式会社)
放射線検査でもっとも多くおこなわれる検査で、いわゆる「レントゲン検査」と呼ばれるものです。
X線が体の中を通過する際、組織によって通過する量に違いがあり、その違いを画像化することで身体の中の病変や骨折などの診断をおこなうことができます。
胸部や腹部、全身の骨など、さまざまな撮影をおこなっています。
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胸部X-P
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左手X-P
骨密度装置:ALPHYS
LF (富士フイルム株式会社)
X線を使って骨の密度を測ることができ、骨粗しょう症の早期発見などに役立ちます。骨折がおこりやすい腰と股関節の2か所で測定し、5分程度ですべての撮影をおこなえます。
台に仰向けで寝るだけで測定することが可能で、被ばく量もわずかなため、体に負担が少ない撮影です。
検査結果は、後日レポートとしてお渡しいたします。
測定レポート
CT装置:Aquilion
Lightning (キヤノンメディカルシステムズ株式会社)
80列マルチ装置(2024年10月 新しく導入)
一般撮影装置とは違ったさまざまな角度からの断面像や立体像を画像化できる装置です。
短い撮影時間で広範囲の撮影ができ、従来の装置よりも少ない被ばくで負担を軽減しつつ、高画質の画像を提供できます。
胸部、腹部などの撮影はもちろん、脳、骨、血管の撮影など、多岐にわたる検査に対応しています。
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胸部CT
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肩関節3D
新規CT装置を用いて、
さまざまな解析が可能に。
新たに導入したCTとワークステーションを用いて、さまざまな解析が可能になりました。
肺野LAA解析
肺の中で、機能が低下している部分の評価をおこないます。

体積測定(筋肉量)
腹部のCT検査をおこない、大腰筋と呼ばれる腰の筋肉を調べ、筋肉量の測定をします。

体積測定(皮下および内臓脂肪)
腹部のCT検査をおこない、皮下と内臓の脂肪量を計測し、解析をおこないます。

内臓脂肪測定のレポートイメージ
結果は、レポートとしてお渡しすることも可能です。

MRI装置:AIRIS
Vento (富士フイルム株式会社)
オープン型MRI(0.3T)
X線を使用せず、磁場と電波で身体の断面像を画像化する装置です。
造影剤を用いずに血管系の撮影をおこなうこともでき、身体に対する影響が少ない検査になります。
また、当院で使用している装置は一般的なトンネル型と違い左右が開いているため、閉所に抵抗感がある患者さまでも検査を受けやすくなっており、遠方よりいらっしゃる患者さまもおります。
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腰椎MRI
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頭部MRI
透視装置:ZEXIRA
DREX-ZX80 (キヤノンメディカルシステムズ株式会社)
X線や特殊な造影剤を用いることにより、体の内部をリアルタイムに観察できる装置です。
胃や腸の観察、内視鏡を用いた検査処置の補助、脱臼や骨折の整復などでも使用しています。
足利市指定によるバリウムを用いた胃がん検診も当院でおこなっており、他の検診と一緒に受けることが可能です。